子どもと自分のバランスの話

よく考えることを、ちょっと書いてみたいと思う。

子ども(2歳)との時間と、自分の時間・仕事の時間を、どのくらいの割合でとるか?の話。


私の今の感じは、

「仕事も凄くしたいのだけれども、子どもとの時間を削りすぎるのも、本末転倒」というか。子どもとの時間や触れ合いを楽しまないと、大変な想いをして産んだ甲斐がないなあ、と。

あと、子どもが寂しさや孤独感をたくさん感じてしまっては可哀想というか申し訳ないというか。自分がたくさん感じてきたそういう思いは、子どもには味わわせたくないなあ、という思いはある。

(もっとも、それは親と一緒にいる/いない「時間」にだけ比例して、そうなったわけではなく、声かけの言葉だとか、気持ちの受け留め具合とかが重要だと思うし、地理的環境的な影響とか色々混ざり合った複雑なものだとも思う。)


平日は保育園に預けているけれども、自分の仕事のない土日は比較的一緒に遊んだり、と「自分の中ではかなり時間を割いている」感覚。

ちなみに、どのくらいの時間を使ったら、かなりの時間を割いていると感じるかの感覚って、人によって、その人の育った環境や価値観や、産んでみての感覚だとか、によってかなり違いがあるものだと思う。

どのくらいを育児・仕事に割くかというのはこれという定めがあるわけではないので、各自で納得できるポイントに向けて、日々を調整していくしかないのだろうなと思う。

東京でワンオペ育児だったり、環境によっては選びようがないこともあるかもしれないし、その場合はむずかしさもあるかもしれないけれども。


私は今のところ、多少は自分の裁量で、自分の時間の中にいろんなものを配置していけるので。毎日試行錯誤とプチ改善の繰り返しは変わっていないけれど、自分も子ども含め周りも幸せな環境・バランスを創って行きたいなあと日々思っている。


やりたいことが全てできていない、ジレンマがないわけではないけれども。

子育て期が一生続くわけではないし、また「制約はクリエイティビティを発揮する源」と思って。限られた時間の中で、できる形、そこから産み出せるもの・方法、いらないものを捨て選び取る力、などを育てて。

子どもも幸せにしつつ、自分の持てる力も発揮して行きたい!と思うこの頃である。

KAHOU CHRONICLE

画家・中林可寶のオフィシャルブログ。 自然からインスパイアされた、溢れる色彩と曲線を多用したアクリル絵画制作をベースに、演劇・ベリーダンス・絵のモデルなどの経験を統合したライブペインティング・パフォーマンスや、詩的世界観溢れるボディペインティングなど、2次元の絵を動的でリアルな表現世界まで展開。

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