DAYS BLG!はちおうじ「LOVE TREE」可動式壁画2

おととい、次世代型デイサービス「DAYS BLG!はちおうじ」へ可動式壁画「LOVE TREE」を描かせて頂きに行ってきました。
その日に感じたことを、忘れないうちにと纏めて書いていたので、アップしてみます。
●LOVE TREEについて

「LOVE TREE」は、参加型壁画で、私が枝といくつかの葉っぱを描いたところに、色んな方に葉っぱを描いて頂いて、自然と壁画の樹が繁っていくという時を超えたPROJECT。

今まで町田や、ひとつ前の場所でのはちおうじでも描かせて頂いていて。本当の植物じゃないのに、あたかもそのようにメキメキと葉っぱが増えて繁っていく様が凄いな!といつも感じさせられているPROJECTです。
描いてくれた方々ひとりひとりのエネルギーも入っていくようで、本当に温かい壁画ができるの。

それがまたみんなに愛されて、そういう場になって・・・ととても好循環されていることに、嬉しくなったり感謝したり、そんな壁画です。


昨日、DAYS BLG!の守谷さんがお話しされてたことのひとつに。
「LOVE TREE」のない新たな場に来て、そういえばみんなで写真を撮ろうという時に良い場がない、と思ったということ。

確かに、いろんな投稿でアップしてくださってた中によく溶け込みつつ映えていた「LOVE TREE」。
確かに、その場に明るいエネルギーの場を創る、というのと。「舞台」みたいな感じになっていたのだなあ、と想いを馳せました。

自分で描いても、後からその場にいつもいる方から発見を頂くことは、本当に多いです。


●描く際のポイント

ちなみに、今回は、今回も、気をつけたこと。
"みんなが葉っぱを描く前にも絵として成立して。みんなが描いていく中、描いた後にも、形になっていること"。

そんなバランスというか、空間感というか、そんなものを意識しながら描きました。

言わば、"その時点では目に見えないもの"を想定しながら描く想像力が必要なことで。
自分だけで、画面の全てを埋めていくのとは別のむずかしさやポイントがあるな、なんて考えながら描いていました。


●可動式壁画の試み

「引っ越しても持っていけるような、持ち運べる形の壁画が欲しい」という要望を頂き。
色々調べたり考えて。今回は、縦の突っ張り棒にキャンバスをかける、という形で制作しました。
どうなるかドキドキでしたが、うまくいってよかったです。


●その他TRYしたこと

その他に、「車で東京に行けるようになる」というやりたかったことを、ひとつできるようになったことも、自分の中では精神的に、小さいけど大きなひとつのことでした。

画材などの荷物も運べるし、八王子などのエリアだと電車よりだいぶ時間短縮になるし。
地方で車に乗らざるを得なくなった分、その利を活かして行動範囲を広げたいと想っていたので、少しずつ実現できつつあり、とても嬉しいです。


できることが広がること・自分の自由が広がるって、本当に嬉しいことです。



・・・こんな感じです。
スグに書き留めておかないと、指の隙間から砂の漏れるが如く、浮かんだ言葉がまた意識の中へと消え去ってしまうことがよくあるので。
書き留めておけてよかったです。

ともかくも、
この新しい樹の生命が、皆様に愛されてすくすくと育ちますように。
そしてこの樹も、皆様にエネルギーを与えられる存在となりますようにと、願っています。

KAHOU CHRONICLE

画家・中林可寶のオフィシャルブログ。 自然からインスパイアされた、溢れる色彩と曲線を多用したアクリル絵画制作をベースに、演劇・ベリーダンス・絵のモデルなどの経験を統合したライブペインティング・パフォーマンスや、詩的世界観溢れるボディペインティングなど、2次元の絵を動的でリアルな表現世界まで展開。

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