小布施「北斎館」 北斎の肉筆画の瑞々しさ

小布施の「北斎館」というところで、北斎の肉筆画を観てきました。版画もありましたが。

フラメンコダンサーのみやざきあゆみちゃんが勧めてくれた展示が今日までで、遠いので考えたけど、やっぱり行けて良かったです。北斎の直筆の肉筆画、版画よりもより活き活きしていて、デッサン力も素晴らしく、人の生きる様はいつの時代も同じエネルギーを発していたのだろうと瑞々しく伝わってきて感動しました。

90歳ごろまで制作していた北斎の人生からも力を得て。
子どもを産んでから、やりたいことをやるには、元気に長生きしよう、という目標が生まれていましたが。
今日もまたその想いがさらに強く更新されました。
あとは、気になっているものは動く、とやはり心もスッキリしますね。

子どもと居て100%落ち着いて観られたわけではないけれど、彼の心の今日観たもののエネルギーの粒子のようなものが、見えない記憶であっても、少しまた降り積もって未来に繋がっていけば良いなぁ、ととても思いました。

人生も積み重ね、記憶も積み重ね、日々研鑽するものも積み重ね。できる日もできない日もあるけれど、全てを包含して、前に前に進んでいければ良いなと、今日も感じました。

KAHOU CHRONICLE

画家・中林可寶のオフィシャルブログ。 自然からインスパイアされた、溢れる色彩と曲線を多用したアクリル絵画制作をベースに、演劇・ベリーダンス・絵のモデルなどの経験を統合したライブペインティング・パフォーマンスや、詩的世界観溢れるボディペインティングなど、2次元の絵を動的でリアルな表現世界まで展開。

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