【読書日記】自分の中の情熱はどこにある? 本「人生の勝算」前田祐二

これ、9月にほぼ書いていた記事なのだけど、下書きにしていたので、完成させていま公開。


読んでいて、子どもを産む前の、いや、子どもができる前の、東京の港区・赤坂のシェアハウスに住みながら、がむしゃらにひたすら24H仕事をしていた自分が甦った。


「情熱は伝播する」と想っているのだけれど。自然と涙ぐんでいる自分がいた。

何かを悲嘆するでもなく、あの日に帰りたいというのでもなく・・・ふつふつとした魂の底にある想い、みたいなものが共感するような感じ。自分の奥にある情熱が再びダイレクトに着火されていくような感触を得た。


その頃、例えば、ボディペインティングの作品集を作っている時は、1日3時間睡眠くらいで3ヶ月くらいずっと過ごした。完成させたい!素晴らしい作品たちを世に出したい!という想いで、情熱と体力と感性と時間と、可能な限り持てるものの全てを注いだと思う。

大変だったけれど、そうさせたのは自分の中にある溢れてとめどない情熱だった。


子どもを産むと、いや妊娠中からだが、体調が変化したり産んでから1年くらいは特に体力がなくなったり、子どもとの時間が増えたりやることが増えて、ともかくも一旦それまで情熱の殆どを注いでいた例えば仕事などが中断される。そして、「自分の全てを」なかなか注ぎづらくなる。


でも、本当の奥底にある情熱の原石みたいなものは無くなりようがないのだよね。

相変わらずキラキラ輝いている、もしくはまたそこにブワ〜とスポットライトが当たって輝く時を待っているのだよね。という、内側の声、みたいなものを読みながら刺激され想い出させて、そしてリアルタイムで自分のそんな心に再び触れさせてくれた本でした。


いくつかの本を並行して読むことが多いのだけど、久しぶりに一気読みして、とても良かった。ありがとう、という読後感でした。

さて、きっちり掴んだ自分の中の炎をまた、大事にあたためながら、また前に進もう。



以下、本の中で印象的だった部分を少し。


●SNSの次は、ライブストリーミングがくる、という話

7月の個展時に、Facebookのリアルタイム配信、をした。「その時その場で観てくれる方との交流」というのが、かなり面白かった。

なので、「できれば毎日何か放送したい」という気持ちがある。

が、まだ設計中というか戦略練り中というか。・・・これやりすぎると旬が過ぎてしまうのでモンダイだけど。何も考えずにやるのも、継続できなくなりそう。という気持ちもあって。


You Tube、SHOWROOMなどのリアルタイム配信、VoicyとかPodcastなどの音声配信。厳密に言うと、後者はリアルタイム配信ではないけれど、Voicyなんかはかなり感覚が近いなあと。(しかもVoicyは発信者がかなり限定されてる感じ?)

どれをどうやるか?自分の頭の中で、まだリサーチしたり試行錯誤中だけど、確かにライブストリーミングした時は面白かったので、前田さんが次はこれがくるというのはきっとそうなのでは、と感じる。

子育てしながらだと全てをやるのはむずかしいかもしれないけれど、それだからこそ試しつつセレクトして継続してむりなく楽しんで発信できる形を作りたいなあ、と思う。


他にもあったのだけど、書く時間が取れず・・・なので、ひとまずここまででアップしてしまいます。







KAHOU CHRONICLE

画家・中林可寶のオフィシャルブログ。 自然からインスパイアされた、溢れる色彩と曲線を多用したアクリル絵画制作をベースに、演劇・ベリーダンス・絵のモデルなどの経験を統合したライブペインティング・パフォーマンスや、詩的世界観溢れるボディペインティングなど、2次元の絵を動的でリアルな表現世界まで展開。

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